2022年2月4日から開催されている『北京オリンピック2022』。
今回の北京オリンピックで、試合後の表彰式でなぜかメダルではなく、選手に“パンダ”が授与されていることが話題になっており、
「北京オリンピックは、メダルの代わりにパンダなの?」と疑問に思っている人も多いようです。
そこで今回は、「北京オリンピックでメダルがないのはなぜか?」まとめていきたいと思います。
目次
【北京オリンピック】授与式のパンダが話題!

「北京オリンピック2022」にて、表彰式の際に選手に渡されるパンダが話題になっています。
通常、試合後の表彰式ではメダルが授与されるのですが、
今回の北京オリンピックでは、メダルがなく、パンダの置物のみ。
これには、SNSで「パンダがメダルの代わりなの?」と気になっている人も多いようです。
北京オリンピックのメダルってあパンダの置物に代わったの?😳
— 千年樹 (@gogojyushin) February 11, 2022
今更だけどメダルはパンダなのか?
— どらさん (@E931KoXoulCiWGN) February 10, 2022
マスコットキャラクターのぬいぐるみ貰ってるとおもってた。両手でわーい🙌てしにく!#北京オリンピック
今さらだけど北京オリンピックって、メダルがパンダなの?
— ひよ子 (@BgmUxqn5KuYsfov) February 10, 2022
かわいいからいいけど…
パンダなの…?
【北京オリンピック】パンダはメダルの代わり?

表彰式で選手に渡されるのはパンダだけですが、実は今回の北京オリンピックにメダルがないわけではありません。
結論からいうと、北京オリンピックは、
- フラワーセレモニー
- メダルセレモニー
と2段階に分かれており、
試合後に行われているのは「フラワーセレモニー」で、パンダのみ、
メダル確定の当日の夜か、次の日に「メダルセレモニー」で、メダルの授与、
といった形になっており、メダルはちゃんと選手に渡されます!
東京オリンピックでメダルと一緒に渡されていた花束「ビクトリーブーケ」の代わりが、北京オリンピックではパンダの人形のようですね。
ちなみに前回の平昌オリンピックでは、シロクマが授与されていました。

しかし、なぜ北京オリンピックでは、「フラワーセレモニー」と「メダルセレモニー」を分けるのでしょうか?
【北京オリンピック】2段階に分かれている理由はなに?

実は、試合後にメダルを渡さず、メダルセレモニーの会場で渡すのは、1998年の長野オリンピックから続いているスタイルになります。
冬季オリンピックでこのようにメダルの授与式が別になっているのは、
悪天候に左右されないため
ということがあるようです。
冬季オリンピックは、野外での競技の場合、天候によってメダルの授与式が中止になってしまう可能性が多いにあります。
そのため、競技によってばらばらの対応にならないよう、全ての競技を統一し、同じ場所でメダルセレモニーを行うようにしているとのこと。
冬季五輪は屋外の競技で天候によって会場で授与式を開くのが難しいからだと言います。
毎日新聞
競技によって対応がばらばらにならないよう、屋内の競技も同じように夜に授与式を開いています。
またその他に、
- 競技ごとにメダル授与式の設備を設ける必要がなく、設備費・手間が節約できる
- 競技数が冬季オリンピックよりも少ないため、まとめてメダルの授与式ができる
- 冬季オリンピックの試合会場は寒いため選手の体調を気遣って
ということも、メダル授与式が別になっている理由のようです。
【北京オリンピック】順位でパンダの違いはある?

北京オリンピックのフラワーセレモニーで渡されているパンダは、
「2022北京オリンピックのマスコットキャラクター・ビンドゥンドゥン」。
フラワーセレモニーで選手たちのもっているパンダは、
金メダルの選手、銀メダルの選手、銅メダルの選手、順位は関係なく、
全部同じビンドゥンドゥンです。
このビンドゥンドゥンに関しては、SNS上で、
「可愛い」という声や「ちょっと怖い」という声など様々な反応があるようです。
まとめ
今回は「北京オリンピックでメダルがないのはなぜか?」まとめていきました。
最後までお読みいただきありがとうございました。