新型コロナウイルスの変異株「オミクロン株」の感染者が日本でも確認されています。
オミクロン株とは、南アフリカが2021年11月24日に世界保健機関に報告した、新型コロナウイルスの新たな変異株。
世界中で急速に感染が拡大しており、現在のワクチンの効果が効きづらい可能性もあり、過去にコロナウイルスに感染した人も再び感染しやすくなるのではないかとの恐れもでてきているようです。
まだ実態が見えないからこそも怖さのあるオミクロン株の感染者について、気になっている方も多いと思いますので、まとめていきたいと思います。
目次
オミクロン株とは?
以下「オミクロン株は何か」についての引用になります。
南アフリカが11月24日に世界保健機関(WHO)に報告した、新型コロナウイルスの新たな変異株。
日刊スポーツ
WHOは同26日に「懸念される変異株」(VOC)に指定した。従来の変異株に比べ、ウイルスの遺伝情報の変異が非常に多いのが特徴。
特に人の細胞にくっつく表面の突起=スパイクタンパク質に関して約30カ所の変異があり、細胞への侵入のしやすさに影響するとみられる。
南アだけでなく世界で急速に拡大しており、感染力が強まっている可能性が指摘されている。
また、当初のウイルスをもとに開発された現在のワクチンの効果を弱める可能性もある。
過去に感染した人が、再び感染しやすくなるのではないかとの恐れも出ている。
英BBC放送は科学者の「これまで見た中で最悪の変異株」との発言を紹介した。
ただ、重症化しやすいかなど、まだ分かっていないことも多い。
オミクロン株日本での感染者は何人で国籍はどこ?

2021年12月1日現在、日本でオミクロン株の感染が確認されてるのは2名になります。
11月30日に公表されたアフリカ南部のナミビアから入国した30代の男性が1人目の感染者。
この方は、ナミビア国籍の30代の外交官だそうです。
日本は現在外国人入国禁止の水際対策をとっていますが、間に合わなかったようですね。
12月1日には、ペルーから入国した20代の男性の感染が発覚。
この男性の国籍については、「感染拡大防止に資する情報に限って公表することとしている」として、明らかにされていません。
オミクロン株感染者は日本のどこにいる?

日本で確認されたオミクロン株の感染者2名は、現在医療機関で隔離を実施しているとのこと。
感染が確認された2人はともに海外からの入国者。
成田空港の検疫所で新型コロナウイルスの検査を受けて陽性反応が出たため、国立感染症研究所で検体の遺伝子を解析したところオミクロン株の感染が発覚したそうです。
オミクロン株の感染者2名が隔離されている医療機関ですが、2名とも成田空港で感染が発見されていますので、成田空港近くの医療機関である可能性が高いかと思われます。
濃厚接触者は?
ナイビア人男性オミクロン株感染者の濃厚接触者は、70名。
このうち40名は、東京都内で確認され、
その他都道府県では、
神奈川8人、千葉13人、埼玉5人、愛知1人、岐阜1人、兵庫1人で確認されているようです。
国内2例目のオミクロン株感染者の濃厚接触者は114名。
内46名は東京都内で確認されたとのこと。このうち36名は、宿泊療養施設に移るとのことです。
まとめ
今回は、オミクロン株の感染者についてまとめていきました。
最後までお読みいただきありがとうございました。