2024年上期を目処にデザインが刷新される新しい一万円札の実物が2021年9月1日に披露されました。
新一万円札のデザインについて、フォントがダサいなど様々な意見がありますが、その中で「中国っぽい!」との声がありましたので、今回は「新一万円札はどこが中国っぽいのか?」まとめていきたいと思います!
目次
【画像】新しいデザインの新一万円札
こちらが公開された新一万円札になります!

現在の一万円札のデザインと比べてみると・・・?

大きくデザインが変わった部分は、、、
①人物が福沢諭吉から渋沢栄一に
②真ん中にある一万円の表記が漢字表記ではなく数字表記へ
③お札の左上にも渋沢栄一のお顔が入っている
この3点になるのではないかと思います。
新一万円札が中国っぽい?【中国紙幣との比較】
新一万円札が中国っぽいとの声がありますが、新一万円札のデザインは中国紙幣と似ているのでしょうか?
比較してみました。
まずこちらが中国の紙幣になります。



中国の紙幣は全て中国の社会と政治に大きな影響を及ぼた「毛沢東」がはいっています。
日本の新一万円札と中国の紙幣を比較してみました。

個人的にはこうして比較してみると、そこまで似ているとは感じませんでした、、、!
なぜ新一万円札は中国っぽいと言われるのか?
比較してみると「そこまで似ていないな」という印象ですが、なぜ新一万円札が中国っぽく見えるのでしょうか?
原因を考察してみました!
①渋沢栄一の顔

新一万円札が中国っぽく見える一番大きな要因は、渋沢栄一が中国人っぽいのがあるのではと思います!
髪型のせいもあってか、渋沢栄一が毛沢東と似ているという声もありました。
あとは福澤諭吉は着物を着ているのに対して、渋沢栄一はスーツなのも「日本人っぽさ」が薄くなっているようにみえますね。。
②一万円が数字表記になった

一万円の表記が数字になったことも中国っぽい紙幣に見える原因の一つではないかと思われます。
漢字ではなく数字表記になったのは、「外国人にも分かりやすいように」ということが理由としてあるようなのですが、確かに数字表記になったことでなんとなく日本っぽさが薄くなったような気がしますね。。。!
数字表記になったことで、中国っぽくなったというより、どこかのフィリピンなどの他のアジア諸国の紙幣っぽくなったような感じがします。
なぜ紙幣のデザインを変えるのか?

紙幣のデザインを変えるのは、偽造防止対策の強化が目的だと説明されています。
実は20年ごとに紙幣のデザインは変えられており、前回の変更は2024年の20年前となる「2004年」、前々回の変更は、さらにその20年前の「1984年」となっています。
今回の新しい紙幣には、高精細の「すき入れ(すかし)」や最新技術を用いた「ホログラム」を導入することで、偽造をより難しくさせているようです。
なお新紙幣の発行は、2024年の上半期(4~9月)に予定されているようです。
まとめ
今回は「新一万円札はどこが中国っぽいのか?」まとめていきました!
渋沢栄一さんが中国人っぽいことと、一万円の表記が数字になったことがプラスされて、中国っぽさを感じる人が多かったのでしょう。
最後までお読みいただきありがとうございました!