2021年11月10日、自民・公明両党は新型コロナウイルス感染拡大をうけての経済対策の1つ「マイナンバーカード保有者へマイナポイント付与」について、
当初の最大3万円一律給付ではなく、段階ごとに最大2万円のポイントを支給する方向で調整に入っていることが分かりました。
今回は、政府が検討している「マイナポイント付与の対象者」について、分かりやすくまとめていきたいと思います。
目次
マイナポイント最大2万円対象者まとめ

政府は今回のマイナポイント政策について、
- 新たにカードを取得した人に5000円分
- カードを健康保険証として使うための手続きをした人に7500円分
- 預貯金口座とのひも付けをした人に7500円分
のマイナポイントをそれぞれ支給する方針で調整に入ったとのこと。
それぞれ詳しくまとめていきたいと思います。
新たにマイナンバーカードを取得した人

新たにマイナンバーカードを取得した人にポイント5000円分。
まだマイナンバーカードを作っていない人が、マイナンバーカードを新しく作った場合、5000円のマイナポイントをもらうことができます。
マイナンバーカードの申請方法には、
- オンライン
- 郵送
- 証明写真機
の3つの方法があります。
申請してから、約1ヶ月後にマイナンバーカードの受け取り先が指定されたハガキが届きますので、その指定された場所に行くことで、マイナンバーカードを受け取ることができます。
また、どの申請方法でも「交付申請書」が必要です。
交付申請書はすでに各家庭に配布されているのですが、紛失された方は、お住まいの自治体の役所で再発行することができます。

マイナンバーカードを健康保険証として使う手続きをした人

マイナンバーカードを健康保険証として使う手続きをした人にはポイント7500円分。
2021年3月から、マイナンバーカードの健康保険証利用が本格的にはじまっています。
マイナンバーカードを保険証として使うメリットは、
- 就職・転職・引っ越しをしても健康保険証としてずっと使える
- 自分の特定健診、薬、医療費の情報が確認できる
などがあります。
まず「マイナポータルのアプリ」のインストールが必要になります。
その後「マイナポータルサイト」からオンラインで申請をすることが可能です。
またオンラインが難しいという方は「セブン銀行ATM」でも申請手続きができるようです。
マイナンバーと預貯金口座の紐付けをした人

マイナンバーと預貯金口座を紐付けした人にはポイント7500円分。
2015年9月に成立した改正マイナンバー法により、任意でマイナンバーカードと銀行口座情報を紐付けすることができるようになっています。
マイナンバーカードと預貯金口座の紐付けは、銀行などの金融機関に自分のマイナンバーの届け出をし、行うことができます。
ですが今のところ、マイナンバーと預貯金口座を紐付けることの国民側の明確なメリットは、あまりないようです。
なので、紐付けするとすれば「7500円を受け取るためにする」という形になりそうです。
しかし、マイナンバーと預貯金口座の紐付けをすることにより「財産や貯蓄を国や自治体に知られてしまう可能性がある。」というデメリットもありますので、そこはご自身でよく判断する必要がありそうです。
すでに健康保険証や、預貯金口座の手続きをしている人は?

すでに、
- マイナンバーカードを健康保険証として使えるように手続きしている人
- マイナンバーカードと預貯金口座を紐付けしている人
はポイントをもらえるのか気になりますよね。
こちらについては、また詳しい内容が分かっていませんので、詳細が分かり次第追記いたします。
まとめ
今回は、政府が検討しているマイナポイント付与の対象者についてまとめていきました。
またなにか情報があり次第、随時追記いたします。